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トマトの赤、リコピン(カロテノイド系)は、体の組織を酸化させる“活性酸素”の発生を抑える高酸化作用を持っています。癌や動脈硬化などの生活習慣病の予防にも優れていることが、疫学調査で報告されています。リコピンは熱に強く加熱調理でも失われません。 ■高血圧を予防する! トマトに含まれるカリウム、これが高血圧の原因となるナトリウムの排泄を促します。カリウムは加熱すると水分とともに流れます。スープ、ジュースなどで丸ごと摂るのが理想的です。トマトはアルカリ性、血液浄化作用も○。血液中の尿酸を尿とともに排泄する作用もあるんです。 ■体のむくみをとる効果! トマトには体の余分な熱を冷ます効果があります。 ■リコピンで白い肌! リコピンはメラニン生成を促す活性酸素を抑制し、メラニン生成酵素「チロシナーゼ」の働きを抑えます。この効能が美白につながるのです。 ■トマトの成分 成分についてはビタミンAは2201IU。ビタミンB群のB1、B2、B6、ナイアシン、などバランスよく含まれており、ビタミンCは3個分で1日の必要量がとれます。ビタミンEはトマト100gには0.8IUほど。ミネラル類は、カルシウム6.5mg、カリウム270mg、鉄0.5mgが含まれています。トマトのカロリーは他の果実的野菜と同様に低く、またシトラール、ヘキサール、ヘキサナールなどの独特の香成分を含有しており、肉の臭み消しに高い効力を持っています。うま味成分のグルタミン酸を多く含み料理の味を良くし、酸味は油っこさを消す効果もあります。(月刊 食育ホーラムより抜粋) |
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