■陰陽五行説とは・・・
古くから中国に伝わる哲学のこと
陰陽説は、この世の全ては陰陽に置き換える事ができ、そのバラスンスの変化の中で成り立っていると言う理論で、あらゆる事象に及んでいます。どちらか一方だけで存在することはできず、互いに影響を及ぼし変化をします。
五行の図 | ||
木は火を生じる |
木は土を克する |
*相生、相克ともに、物事の発生と発展、変化と維持に欠かせない。
*この働きが過剰になったり逆になったりすると、バランスがくずれて異常をきたす。
これに対して五行説は、世の中の全ての動きを、5つの要素に分けてその相互関係をあてはめた理論。人間の生活に欠かせない木・火・土・金・水を5元素として、人や自然を分類します。季節や方位、色や味、穀物や野菜や肉、感情、そして人の体質や臓器なども、全て5つに分かれ、この世に存在する流れや動きは、この5つの要素がさまざまな形で関係し合うことで生まれます。
この陰陽説と五行説を組み合わせて、世の中のありようから生命活動、人体構造や人間関係などをトータルに理解、解釈し、判断しようとしたのが陰陽五行説です。
漢方の医学や食養生学はこの考えを根幹に成り立っています。生年月日からのその人の性格や相性をみる易経(占い)も、ここから生まれたものです。普段の生活の中で何気なく判断したり行動していることの多くが、実は陰陽五行説の影響を受けているといっていいほど、身近なものです。陰陽五行説は、数千年前から現在に至るまで、たくさんの思索と経験、そして統計から成り立っており、極めて合理的で実際的な考え方です。
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